冬瓜書房 
同人誌編集者のつぶやき

大足の女

2015/04/07(火)
フィクションの小説は
あまり読まないのだが
莫言の世界観は好きである。

出てくる女性陣が
足がでかかったり
めっちゃ口が悪かったりするんだが
主人公はそういう野性味あふれる女にこそ
魅力を見出してくれる。

なんつーか
日本の小説や漫画にありがちな
自分のしょうもなかった青春を
美化して切ながらせてくれるみたいな
都合のいい女は出てこないのだ。

そこがすごく好きで
居心地がいい。

かくいう私も
去年から靴下4枚履きを始めたところ
今までの靴がきつくなり
メンズにサイズアップしたところ
旦那が自分用に新しい靴を
買ってくれたのかと聞いてくるほど
でかい靴になってしまった。。

中国では纏足にするほど
足が小さいことは良しとされているが
こうやって実際でかい靴が
玄関でのさばっているのを見ると
確かに女性の足は小さい方が
可愛いのかもしれない。。と思う。

モテたいのならば
外反母趾覚悟で
小さ目の靴を履かないといけないのだ。

しかし莫言といえど
今の私の靴を見たら
「ここまででかい足はムリ」
バッサリ言われそうでこわい。

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弁当箱と布団

2014/12/16(火)
武田百合子さんの
「ことばの食卓」を読んだ。

その中に
仕出し弁当屋の皿洗いのバイトを
やった話があった。

舐めるようにきれいに洗われて返却された
弁当箱
それも結局は洗わずに済ますわけにいかないので
洗うのであって
そういう気遣いは不要ではという事が
書かれており

なるほど私も学生の時
民宿でバイトしてた事があり
お客さんが出て行って
布団のシーツをはがしたりする際

几帳面に畳んであると
また広げてシーツを取らねばならず
ひと手間増えるのであって

正しいお客の在り方というのは
適度にそのまんまにしておくことなのだな
と思った。

しかし客としては
節度をわきまえて
宿泊しておりましたという
暗黙のアピールを
したいものであって

常識的な方は
つい布団を畳んでしまうのであるが

掃除する側としては
ひとたび宿から出て行った人間の
そのような気遣いは
ちょっと押しつけがましい親切なのであった。

そして私も結局
お客の側になると
布団をそのままにして
出ていくのが
なんとなく落ち着かず
つい畳んでしまうのであった。

おわり

ジュニアさん_convert_20141216102822

↑先日の「にけつ」より
日焼け止めで顔がはれたジュニアさんが
松江哲明監督にそっくりだった




よかいちよかいちは莫山先生

2013/10/21(月)
莫言の「牛 築路」がめっちゃおもしろかった。

特に「築路」は
(これ何て読むん?「つきじ」でええの?)
ガルシアマルケスの「百年の孤独」を彷彿とさせる
ラストに向けた轟音鳴り響く
たたみかけぶりが秀逸で
たまらんかった。

脳みその中でゴーゴー風吹く作品て
あまりない。

気の強すぎる女性の描写等も
たまらなく良かったので
「紅い高粱」買いに
近所の紀伊国屋さんにいったんだけど
置いてなかった。。

「紅い高粱」って
めっちゃ有名やん
映画にもなってたし。

でもないんやー

結局
amazonで買うことになっちゃう。
お取り寄せの手続して
また本屋さんに行くのめんどいし。

ノーベル文学賞とっても
こんなにも置いてないもんかね。。

本屋の機械で検索した形跡あったら
すぐ仕入れるとかいう風にしたら
対面販売でも
もっと本売れるんじゃないのかしら。

amazonでけへん人も
いっぱいおるよ

売れる本ばっかり置かないで~wowwow
おしきせの本なんていらない~yeah♪

でもそういうわけにもいかないんでしょうね。
あーだこーだ言うのは簡単だけど。
いろんな事情で。
できないんでしょう。

これまた
なんでなのか
よ~わからん。。





サムゲタンハンゲチュセヨ

2013/09/26(木)
岡藤真依嬢のお友達のよしみで
「平成ロマンしりとり」に2号から絵を寄せていただいていた
イラストレーター・ももよんさん

以前小説の表紙を描いたよというお知らせを頂き、
早速本屋で購入、
読み終わってから感想を伝えようと、
2章まで読んだものの
子育ての想像以上の体力と時間の消耗、摩耗、
時間がないこと、
風邪を異様に引きやすくなったこと、
これが世にいうリア充なのか、
嬉しいような悲しい様な
私の風船と子供の風船がつながっていて
子供の方に空気がシューと送り込まれ
子供膨らむ私しぼむ
「コレガ リアジュウ?」ウォーリーはつぶやいた

…わるくない
ながかった
しぼむときを待っていた
これで私も堅気になった
世間様にやっと顔向けがでける
免罪符が手に入った

ような気がしていたが
なんしか余裕がない
出産前にツタヤのネットで借りたドラマ「キツイ奴ら」最終巻がいまだ見れてない、
そろそろ一年たったかも…
月額980円払い続けて延々延滞中…

「ふぞろいの林檎たち」の時任三郎つながりで「ライスカレー」まで見れてた
出産前のあの頃。
ていうか何そのドラマセレクト。

過去ばっか振り返ってんなよ。

時間を湯水のごとく使いすぎていたとしか思えない。
麻痺していた、時間に対して。
もっと有意義なもの見れただろう。
もっと今をみつめろよ、せめて
いまだ未見の
「ロングバケーション」くらい
あのとき押さえとけば良かった。

「キツイ奴ら」

次に予約してる人がいたらすいません、止めているのは私です。
でも安心してください。想定内の最終回です。
たぶん。
っていうか「キツイ奴ら」順番待ちしてるそんな貴重で奇特な方がいたら
友達になりましょうつって。

これから出産する女性に告ぐ、
連ドラ借りたら陣痛始まる前までに見終わっとかなあかんで!

しかも子供産んだら
子供を凝視してるのか目がすごい疲れてて
耳しか使えん感じで。
ほんでラジオ聞いてることが多いんだが
ニュースで。
「今年の直木賞は『ホテルローヤル』に決まりました」
って聞いて。
ぞぞっ!てこんなん何年ぶりかしら、参鶏湯様に鳥肌が。

それこそももよんさんが扉絵描いたと言っていた、
そのご本です。
本屋いったらコピペしたみたいに
ずらーーーっとももよん嬢の表紙の
本が並んでやんの。

すごいよ、ももよん嬢!
もってはるね!
今度サインしてや!
「ホテルローヤル」おもしろいで!
イ・チャンドン監督の「ペパーミントキャンディ」を彷彿とさせる切なさやで!
やでやで!

直木賞受賞「ホテルローヤル」の表紙を飾った、
もう略して
直木賞受賞したももよん嬢のイラストを掲載した
同人誌「平成ロマンしりとり」1~3巻は
直木賞受賞小説の表紙予約済み・岡藤真依のブログで購入できます!

あとついでに私も8月に単行本出させていただきました。
吸血児・シグマくん
講談社より。
ホテルローヤル買ったついでに買ってくだはい!!

しりとり4号も年末までに出しますよ~
多分「裸の大下将(おおしたまさる)」という
放浪画家の漫画描きます。

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さっそくシグマくんネットオフにでとるね!
断って捨てて離されとるやん!
いいんだよ、中古でいいから読んでおくれよ!

あぁ、懲りずに長渕の連ドラ「家族ゲーム」みたい、、
ピチピチの長渕が見たい…
でもDVD化すらされていない…

ツタヤさんの権力でどうにかしてください。






プーランというのは「花」という意味らしい

2012/11/13(火)
本屋にて「女盗賊プーラン」という口述自伝本が目に入り購入。

プーラン
「無知というのは、飢餓と同じくらい残酷な事」 byプーラン

面白かったーー

インドのヒンズーのカーストに比べたら
スクールカースト、それがどうしたん、っていう。

桐島、部活やめるってよ、あ、そーですか、…っていう。

「前世の行いによってあなたは今のカーストに生まれてきた」というのが
ヒンズー教のシステムなので、
この戦う女、プーランの父親は
過剰なほどの諦観をもってカーストに順応、
正当な賃金が貰えなくても
「わしのカーストはマッラやさかい…」とあきらめちゃうタイプ。

しかしプーランは父親と正反対に
女だてらに戦う運命を生きていく、
っていうか、生きざるを得なかったという話。

しかしこの過酷な運命の中、
ヴィクラムという盗賊の頭脳明晰イケメンリーダーと惹かれあうというのが…

たまらん!!

めっちゃ素敵やんかいさ~~

超ロマンチックやんかいさ~~

なんか、些細な心の揺れ動きもいいけど、
こういうバスーン!とかズシーン!とかいう
人間の根幹を揺さぶるような、
核とか芯とかがそういう感じの
ラピュタのでかい飛行石みたいな中心を持った

そういう
野茂の投げるストレートみたいな作品描きたいよー





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